今日はなんか2週連続の土曜登校日とかいうことで学校に行ってまいりました。前日2時間しか寝てないのに…

電車の中でやまも氏と土曜登校の愚痴などをこぼしながら学校に到着。
変則1時間目…進路懇談会 …まぁ行事はしっかりやろうということで…
カトユーの話を思い出しました。高3の文化祭ちゃんとやんないと大学受験おちるとかいう…

変則2時間目…体育祭練習 まぁね、ドッヂボールを3組とやったんですがね、前半私がやったときは人数が圧倒的にこっちが多くてボロ勝ち。…まさか後半組もかってるとは思わなかったけど…
ハンドボールはちょっと去年の感覚を思い出した感じ

変則3時間目…HR 食品班の朝日の広場移転などを説明して終了
で、役者の練習にうつったわけですが、なにしろ私はセリフがまったくないので帰ることにしました。
んで、やっと計画を実行に移してきました。
ゲド戦記見てきましたよ…なんであんなふうに評価が2分するのか不思議でたまりませんでしたから…

小田急線に乗り込むと前高校自治会会長氏と会って新百合ヶ丘までずっと話してました。なにしろ55期内でも評価が分かれているようで…いいという人と悪いという人と。当の会長氏は見ていないようですが…それはさておきもうセンター試験の願書が渡されたようですね…つまり私も2年後に…実感なんかわかないw

で、新百合についたあと会長氏とわかれて、急いでワーナーマイカル新百合ヶ丘へ。コーラを買ってさぁ映画の始まりです…。

さて、感想を書くわけですが…以下かなりのネタバレあり





…これは確かに悪いと考える人もいるでしょうし良いと考える人はいるでしょうね。少なくとも私はテーマに関してはかなり共感する部分があったし後半は楽しめたので映画を観た人の中においてはかなり楽しめた部類に入るでしょう。
映画全体をいえば前半がもう作品というレベルでは語れないほどひどい。そのわりには後半よくもどせたなと思います。なんというか前半と後半で監督が違う感じ…
後半だけみればこの映画は結構いい映画だと思います。全体的には後半のおかげで酷いとは思いませんでした。

まぁとりあえず離陸直後空中分解という感じになっていたのには驚いた。かの有名なトトロがスクリーンに映し出された直後にまさかDUMという効果音とともに文章が黒い背景とともに出てくるなんで誰が考えます?しかも文章じたい意味不明だし…
しかもですよ、その次に出てくる海と船。今までのジブリの作画技術の向上という流れから考えてあの海はない。はっきりいって次の瞬間マナフィーが出てくると思いました。あのポケモンの。はっきりいって私はその瞬間入った映画館を間違えたと思いました。まぁトトロが出てきたからまぁジブリなのかと思ってみてましたが…

まぁそれから前半の話がいろいろはじまるわけですが、まず前半を言えば場面ごとにじっくりと話が進んでいないように感じました。時間軸の進行があまりにも早すぎるせいでひとつひとつの場面にウェイトがまったくのってなくて早送りで映画を見ている感じ。後半になって話が失速するという話をいろいろな人から聞いたが、まぁそれをとりかえると前半は早かったが後半はゆっくりグダグダになったということになるわけだが、私は後半のゆっくりグダグダテーマをいっているほうがまだいいと思いました。それほど前半はひどい。たぶんそれを象徴している場面はテナーが昼ごはんを持ってくるところ。そこから1分もせずになんでおかえりになるんです?映画の進行がはやすぎて前半はまったくだれにも共感できませんでした。テルーとの出会いもとってつけたようだしハジア売りの存在意義とかも意味不明。しかもとってつけたようにテルーがテナーの家にいるってどういうことよ…こんな風に映画のパーツがぶちまけられていったいこの映画結末あるのか、と思いました。
そんな感じでセリフもストーリーも適当すぎる…他にも脈絡なく(と私は感じた)「命を大切にしないやつなんて…」が出てくる地点でおかしい。人に接するのが苦手とはいえあのテルーはなんですか…それにアレンが奴隷になる部分の存在意義もよく分からんし…テナーの墓がどうとかとかいうのは原作よんでなきゃ意味不明っていうのにはどうにもね…
それから特にあのオバチャン二人には殺意を覚えた。この映画はなによ?なんのための存在よ?なんのために無理やり観客を笑わせるようなやつらが出てくるですか?この地点で映画館は失笑の嵐…
まぁそんなあまりにもひどい前半をそれでも見ていられたのは田中裕子が声を担当するクモの存在。あの不気味なキャラと声はすばらしいの一言に尽きる。エボシ御前の声もすごかったけどこっちもかなりすごい。アレンの声が意外に低くて前半違和感を覚えたのと、テナー役の風吹ジュンの倍賞千恵子の滑舌がひどくなったような声に落胆する中、非常に光っていた。香川照之もすごい。
まぁそれでかろうじて見ていられたものを私をコナン以上に映画館を去ろうという気分にさせたのがほかならぬテルーの唄。唐突過ぎる。泣く意味が分からん。ストーリの進行の速さで嫌気が差していた上に丘でひとりでたたずむテルーが写った瞬間に、私はこれはやばい、と思った。まさか流れるの?流れないでくれ…という願いもむなしく…テルーの唄の歌詞はその時まったく聴いていません。ただただ映画館から出たいと思っていただけです。その後アレンとテルーが石に腰掛けて並んでいたのには違和感ありまくり、でした。

ただ、今思い返してみればこの曲が前述した空中分解したパーツを無理やりまとめていたんでしょうね…こっから話のながれがやっとゆっくりになって繋がってきたから…
でまぁそこから後半なんだがやっと影とかまことの名だとかやっと分かってきて…まぁかなり変だと思う…たとえば心象風景だとかもありましたが、とりあえずテーマに関してはよく分かりました。で、そのテーマに共感できたんで私はある程度納得はできました。やっぱり田中裕子は最後まですごかったしね。「笑止」にはしびれました。それに最後のテルーかっこ良すぎ。ただあのアレンが最後に飛ぶ場面はね…いままでのジブリではこんな変な場面なかったのにね…あそこでなんか雰囲気が壊された感じはする…建物の崩壊もジブリにしては珍しくCGがCGっぽく見えました。これは相当のショック。それにストーリーも確かにむりやり終わらせてしまった感はある。
ただ、主題歌は聞いたことなかったけどこれに関してはかなり良いと思いました。

関連して刊行されている本を読んでみるとゲド戦記シリーズ全体を無理やりまとめてかなりの部分を改変しているようですから…
作者が監督にThis is not my book.って言ったらしいですし。
それに今回は作画にあまりこだわらずに作ったそうで…ここらへんが適当にかんじてしまうところでしょうか…

ストーリーも確かにこの映画一本で完結されていないし、演出・作画という面においてはかなり酷評されるかもしれませんが、主題歌をいいと思ったのとテーマに共感した、それと田中裕子のおかげ…すなわち後半のおかげで私はひどいとは感じなかったのだと思います。

まぁこれだからかなりいいと思う人と悪いと思う人で評価は分かれるでしょうね…
良…前半もある程度理解できたしテーマもいい。
普…演出はありえないがテーマはいい
悪…演出は最悪。テーマは理解不能。今世紀最悪。
ってところなのか…いや、あくまでも私の考えですが。

まぁもう一回みろといわれたら前半1時間みずに後半だけ見に行きますw

コメント

piasima.com
piasima.com
2006年9月10日13:26

さすが。。。読みが深いな

>はっきりいって次の瞬間マナフィーが出てくると思いました。あのポケモンの。
これはワロタwww

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索