疋田カーブでの悲劇
新疋田についてからしばらく駅撮りを敢行。どうやらくはね氏曰く駅に屋根が付いたとか…ちなみに上り線には待合室のようなものを作っていましたが中にはまだ何もありませんでした…
駅の遠くのほうの山が大きく削られていて、そこのほうからかなり大きな地響きのような音が何度か聞こえてきました。…崩れているのか?

撮影のほうですが、何枚か撮影してみましたがやっぱり久しぶりでうまく撮れないorz
あと、S2ISを借りて撮ってみましたが、ズームのやり方などがほとんどわからず死亡…orz

気を取り直して疋田カーブに向かいましょう。新疋田駅前を工事しているのを見て、そこから国道と合流し、狭いトンネルをくぐり、民家の脇を通ってしばらく坂を上ると、見えてきました。2年前にもやってきた、懐かしい疋田カーブ。
あの時は日本海とかトワイライトエクスプレスも来たんですが…残念ながら今回は来ません。。前回来た時と同じく、ちょっと曇り気味です。

で、話によると疋田カーブに雷鳥(もちろん電車の、ね)がやってくるのにまだ余裕があるというので、荷物を置いて、そこから前述しましたカップヌードルを朝食として食べるためのお湯をもらいに疋田の交差点にあるローソンにいきました。これが悲劇のはじまり
下り坂ということもあって、快調に走ります。途中で携帯電話がないのに気づきましたが、まぁ問題ないだろうとどんどん走ります。坂を下りきって、民家を抜け、国道と合流し、100mほどほとんど歩道がない道を歩くと見えてきました。疋田の交差点。そこを少し超えるとローソンが見えてきた。ということでここのローソンに入ります。ここまで約1000m。まぁ快調にこれたからで、ローソン内に入ると汗が噴出してきました。ポカリとおにぎり4個を購入し、加えてお湯を家から持参した小さな水筒に入れ、ローソンを出発。ここまでは至って問題はない。
問題はここから。疋田の交差点というのは国道8号線と国道161号線に分かれているわけです。で、前日に地図をざっと確認したとき、この国道8号線という1ケタの一級国道の番号が頭の中に強烈に記憶されていたわけです。…何が起こったかもうお分かりでしょう。
161号を行くはずがあやまって8号をいってしまった。もうどうしようもありません。どんどん走っていく(自分の中では疋田カーブにいけると思っている)とどんどん疋田カーブから離れていき、どんどん知らない光景になっていく。気づいた頃にはもう遅い。周りはまったく知らない光景。とんでもなく心細くなります。おまけに携帯がないからくはね氏に連絡がつかない。800mは走ったでしょうか…もうその頃には前日寝ていないのと日々の運動不足のせいで全身に疲労がどっときて完全にギブアップ。仕方が無いので唯一の手段に逃げることにしました。
ヒッチハイク
ここで手をあげたとき一発で車が止まってくれたのは奇跡に近かったでしょう。本当にうれしかった。乗っていたおじさんに「さっきトンネル通りました?」と聞くと案の定「いや…」との回答。迷ったのですぐそこの疋田のローソンまで乗せてくれ、と頼むといいよ、とのことなのでのせてもらいました。よかったよかった。本当によかった。無事疋田に着き、何度も御礼をして161号線を戻り始めるとやっと見慣れた光景に。ほとんど眠気で倒れかけながら最後の坂を登ると、踏切の音が聞こえてきます。そして普通列車が通過。しかしまだなり続けているので、ああ、雷鳥か…と思うと案の定雷鳥が行ってしまいました。まぁ迷った地点で諦めていましたが、それでもちょっと残念でした…。
その後、くはね氏と合流(彼はその雷鳥の撮影を失敗したと相当嘆いていた)し、お湯を渡してカップヌードルでも食べといてくれ、といってすぐそばにあったトタンの上に倒れこみました。噴水のようにどんどん体中から噴出す汗。眠気でクラクラ…そして若干の吐き気。夜更かしだけはやっぱりしたらだめだ、と実感しました。
しばらくして顔が熱くなったのでどうしたのかと目をあけるとおお、雲が切れてきているではないか…!どうやら天気予報はあたったようで、天気はよくなってきているようです。よかったよかった。その後、しばらく横になって、ある程度回復したところでポカリを飲みます。なんだこの濃さは…薄めないと飲めたものではない…まるでカルピスの原液を運動後に飲まされた気分でした。あとはとりあえずエネルギーは摂取しなければ、ということなのでシーチキンマヨネーズのおにぎりを食べて…あとはひたすら撮影をしていました。
うまく撮れたものと撮れなかったものの差が激しかったなぁ…。

さて、次は小河口です。

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